NPO法人ニコ猫の活動

人と動物の共生社会の実現を目指し、犬猫の保護譲渡をはじめ、TNRのお手伝いや啓発なども行う動物愛護団体。平成25年に前身のNPO法人茨城県・犬猫共存推進会を設立。令和5年6月に現在のNPO法人ニコ猫となる。
茨城県の阿見町、美浦村などを中心に活動中。

2022年度の事業報告(2022年4月1日~2023年3月31日)

特定非営利活動法人ニコ猫

1 事業計画
  以下の事業を実施した。
  ・保護活動 猫95匹、犬4匹、その他の動物13匹
  ・TNRのご協力(茨城県地域猫推進事業参加)手術頭数104匹
  ・譲渡会の開催 地域猫活動
  ・茨城県の殺処分ゼロ推進計画に応募し啓発用のポスター、チラシを作成。
  ・猫と猫、人と猫を繋ぐ保護猫園BAMBIの運営開始。
  ・動物保険取り扱いは翌年に繰り越し予定
  ・阿見町内における問題対応策については引き続き行政と連携及び対話継続/

2 事業の実施に関する事項
 動物愛護と福祉に関する事業
   1)遺棄猫の保護管理
   2)譲渡会の開催
   3)啓発活動
  (A)1)~3)通年
      2)第2、第4日曜日10:30~
  (B)1)ボランティア個人宅及び保護施設
2)タイヨー阿見店駐車場
     3)譲渡会会場など
  (C)1)8人
     2)6人以上
     3)3人以上

 動物との共生社会づくりに関する事業
   1)迷い犬猫の捜索協力
   2)地域猫活動
   3)地域猫推進事業への参加(TNR協力)
   4)行政との連携協力
   5)啓発ポスターチラシ作成
  (A)1)~4)通年
     5)2月
  (B)1)各機関、公共施設など
    2)茨城大学農学部敷地内
    3)地域猫活動現場と動物病院
    4)地域住民相談宅など
    5)公共施設など
  (C)1)2人以上
    2)6人以上
    3)7人
    4)2~4人
    5)2人
 この法人の目的を達成するために必要な事業
   1)保護猫園BAMBI運営
   2)SNSの利用
  (A)1)2)通年
  (B)1)美浦村
  2)インターネット
  (C)1)7人~と賛助会員
    2)3人 

阿見町での活動

 2014年
  提案書:阿見町生活手帳に犬猫が居なくなった時の届け先を明示して欲しい
  結果〇:阿見町生活手帳に動物指導センターの電話番号を掲載。

  その他の活動
   ・狂犬病予防注射の会場にてチラシ配布

 2015年
  提案書:犬の一時収容場所の改善
  結果〇:倉庫裏の鬱蒼とした場所から日当たり、風通しの良い位置で倉庫入り口面に移動

  その他の活動
   ・阿見町環境課、獣医師と連携しタイヨー阿見店にて譲渡会開始
   ・役場一階ホールにて殺処分を減らす為のパネル展を開催(協力 ねこが好き 土浦団体) 
 2016年
  提案書:学校教育の中に犬猫の扱い方や生態に関する知育を入れて欲しい
  結果✖:教育委員会、環境課と何度もかけあったが、先送りにされるだけとなった

  その他の活動
   ・飼育動物のいる小学校に町内獣医師とともに「ふれあい教室」の開催
 2017年
  提案書:阿見町の〈公益市民制度〉に応募
  結果〇:地域猫活動やTNRに関する野良猫のチラシを五万枚作成し阿見町全戸に回覧板で配布
 2018年
  提案書:道路上の動物の死体対応の改善
  結果〇:ゴミと一緒に焼却していたが回収、焼却は専門業者に委託
  提案書:都市開発における事業案を野生動物に配慮したものを入て欲しい
  結果✖:2建の道路作りなど提案したが返答はなかった
  提案書:阿見町からの依頼て預かった猫ボランティアへの支援枠を作って欲しい
  結果✖:町長に現状など説明し訴えたが検討されなかった

  その他の活動
   ・東京医大に生息する野良猫について町民及び医大総務課より相談を受け、
    環境課と協力し解決に向け取り組みを始める
 2019年
  2017年末に茨城県で犬猫殺処分0を目指す条例が可決され2018年より施行。
  2019年より茨城県の地域猫推進事業に参加。
  環境課とも連携し野良猫の避妊去勢手術、TNRの協力を開始

  コロナの発生により譲渡会開催も定期開催が不可能になる。

  その他の活動
   ・東京医大の野良猫たちを茨大農学部敷地内にて地域猫として飼育する許可をもらい
    野良猫たちの移動を始める
   ・茨城県職員を招き茨大内で地域猫セミナーを開催
   ・いばぬこ(茨城大学農学部サークル)と殺処分の現状を訴えるパネル展をさわやかフェアにて開催
 2020年
  その他の活動
   ・茨城大学農学部安江教授いばねこと共同研究『地域猫の行動圏調査』参加協力
 2021年
  提案書:野良猫の避妊去勢手術推進の為に行政での受付対応が出来る様に協力して欲しい
  結果〇:環境課課長、担当者と共に既に実施している小美玉市役所、守谷市役所、
      稲敷市役所を訪問。公益財団法人どうぶつ基金に登録し行政窓口が開始される
  提案書:議会にて『野良猫へ日常的に餌をあげる時の責務』についての条例を作って欲しい
  結果✖:現行の条例内にて賄えると却下
  提案書:迷子犬猫の捜索及び飼い主探しについて、広報あみに掲載協力を依頼
  結果〇:表紙を希望したが却下。誌面の4分の1、白黒掲載なら可能との承諾

  その他の活動
   ・野良猫専門の獣医師に出張依頼し野良猫の集団手術を実施
    (指導協力 Team.ホーリーキャット つくば市)(場所提供 町民宅)
   ・ 阿見町ペット同伴避難の冊子作りに一部協力


保護譲渡の活動について

保護施設「保護猫園BAMBI」を運営しています。

また、スタッフの個人宅での預かりも手分けして行っています。

 人が手助けしなければ生きていけない月齢の子猫や野犬の子供など行政からの

引き取りを主に活動しています。

個人より相談を受け引き取る場合もありますが、譲渡会に参加出来るまで約1ヶ月かかるので

その間のフード費用などで1匹につき一万円の実費をお願いしています。

3、4ヶ月以上の月齢の子や成犬、成猫についての引き取りは性格や人馴れ度など個体差が

あるので個別の相談、費用になります。心苦しくはありますが、無料での引き取りは

行なっておりません。

譲渡会はタイヨー阿見店の駐車場にて第2、第4日曜日の10:30分〜12:30分に開催しています。

(雨天、8月、2月はお休み)

不定期にてイベントや特別開催なども実施、参加しています。

譲渡会だけでなく、
保護猫園BAMBIでもお見合いできます。(要予約)

※ ほとんどの場合、どんな親から生まれたかは不明です。犬に関しては成犬時どの位の大きさに

なるかはわかりません。


   
 

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〒300-1153
茨城県稲敷郡阿見町実穀1326-15
:080-3368-0884
(電話受付時間はです。)
第二種動物取扱業登録済
動物取扱責任者:塚本純子